2027年度(令和9年度)の入試に向けて、埼玉県内の私立高校では「確約」制度の運用が学校ごとに分かれる「転換期」にあります。個別相談の場で、曖昧な情報を排して正確な状況を把握するために確認すべき**「4つの柱」と具体的な質問ポイント**を、ソースに基づき整理します。
1. 合否・奨学生判定の「比重」を確認する
これまでの偏差値一辺倒から、評価軸が多角化しています。
• 確認ポイント: 「合否や奨学金の判定において、**『内申点』『当日の入試得点』『面接・活動実績』**の3要素は、それぞれどのような比重で評価されますか?」
• 理由: 埼玉県からの通知を受け、多くの私立高校が業者模試(北辰テストなど)の結果よりも、これらの要素を重視する方向へシフトし始めているためです。
2. 北辰テスト(業者模試)の「現在の扱い」を確認する
公式には「偏差値による確約」を廃止していても、参考資料として扱う「グレー運用」が残る可能性があります。
• 確認ポイント: 「北辰テストの結果は、相談の際の**『参考資料』として見ていただけますか?** また、その結果が判定にどの程度影響しますか?」
• 理由: 文部科学省や埼玉県は業者模試による確約を不適切として改善を求めていますが、現場では混乱を避けるために、公式には言わずとも参考資料として活用する学校が当面残るという見方があるためです。
3. 「2027年度入試独自のルール」を確認する
2027年度入試には統一ルールがなく、前年度までの基準が全く通用しない可能性があります。
• 確認ポイント: 「2027年度(現中学2年生向け)の入試において、前年度から変更になった具体的な選抜基準やルールはありますか?」
• 理由: ソースによれば、同じ学校であっても「2025年度と2027年度で確約の運用が全然違う」ということが十分に起こり得るため、常に「最新の方針」をチェックする必要があります。
4. 公立高校の新制度との「関連性」を確認する
2027年度からは公立高校でも「マークシート化」「全員面接」「自己評価資料」が導入されます。
• 確認ポイント: 「公立高校を第一志望とする場合、御校の入試制度(マークシートへの対応や面接など)との共通点や、併願時の配慮はありますか?」
• 理由: 「公立で戦える総合力」を軸に準備しておくことが、結果として私立側の制度変更にも対応しやすい最善の策となるためです。
まとめ:相談に臨む姿勢 「北辰偏差値が〇以上なら安心」というこれまでの常識は通用しにくくなっています。個別相談では、「数値(偏差値)」だけでなく、「学校の成績(内申)」や「当日の試験」「活動実績」を含めた総合的な評価基準を、その学校独自のルールとして引き出すことが重要です
私立の個別相談で聞くべき「確認ポイント」