毎年、公立入試の2日前に卒塾となるのですが、その時に初めて知ることができる生徒さん(保護者の方々からすると我が子)の一面があります。
中1で入塾し、丸々3年間というわけではないのですが、ほぼ3年間通塾してくれた生徒さん。
結果が出るまで少し時間がかかりましたが、
「この塾を見つけてくれた両親には感謝でいっぱいです」
と感想を述べてくれています。
私もご両親には大変感謝をしております。
少しの間お休みもありましたが、
「テスト前は励ましてくれ、塾に連れて来てくれました」
と、生徒さんのモチベーションを上げ続けてくれていたのだなということを察することができます。
私はモチベーションを上げると同時に、ダメなものはダメと厳しく言うこともあるので、時にはトーンダウンしてしまうこともあったことでしょう。
そこをしっかりフォローしていただき、ご両親には本当に頭が上がりません。
受験生には「入試は終わったけど、勉強はまだまだ終わりじゃないよ」と言い続けていて、入試後、高校入学まで勉強を継続した人とそうでない人では、一発目のテストで大きな差がつくと考えています。
それを生徒さんも保護者の方も理解してくださり、
「入試が終わっても通わせてくれています」
と、卒塾後も「高校生」として継続していただいています。
こうして補った基礎は必ず高校でプラスになるはずですし、高校での定期テストで点数がとれなければ、指定校推薦、大学入試は難しいですからね。
さて、塾では夏期講習で「14時間耐久」冬期講習で3日間連続の「12時間耐久」といった勉強マラソンを実施しました。
塾のスタイルと規模のせいだと思いますが、学年・学校を問わず仲良くなる傾向があり、
「塾で友達になった人と一緒にお昼を食べたり、話したりするのが楽しかったです」
という感想もいただきました。
素晴らしい思い出ができたようで、本当に良かったです。
最後に、
「高校生になっても、塾での勉強方法を忘れず、活かしていきたいです」
これもずっと言い続けていることの1つで、塾は「成績アップするため」「合格するため」が最優先なのかもしれませんが、それと同時に、高校でも通用する勉強方法や勉強体力、自学力を身に付けて卒塾してほしいと考えています。
それが実現できた1人ですね。
社会が飛び抜けてできるようになり、その他の科目は暗記で苦労しましたが、本当に今までよく頑張りました。