今までの卒塾生を見てると、

・「このスポーツをやりたい」という明確な目標がある
・「この高校に行きたい」という明確な目標がある
・「専門課程でこれを勉強したい」という目標がある
・仲の良い友達と一緒に行きたい
・制服がかわいい

などなど、何らかの目標を設定して受験に向かって勉強していました。

塾の基本的な考え方は「公立入試に向けて頑張る」なので、上記のような目標がなく、目標に向かって頑張ることができない人は「ダメ」なんです。

公立入試まで耐えられないと思います。

・何も目標がない
・「勉強したくないから」と私立の確約(単願)や推薦に逃げる
・やる気がない
・努力しない

などなど、マイナスの内容を挙げるのはこれくらいにしておいて、上記に心当たりある人は、少し自分を変えないといけませんね。

自分のことを振り返ると、実は目標がなかった気がします。

ですが、誰かに負けたくないとか、1番になりたいとか、そういった気持ちがあったので、最終的な成績で行ける高校にしようと決めた覚えがあります。

男子校はイヤだったので春日部はすぐに候補から外し、それ以外から選んだというわけです。

「この高校に行きたい」というのが分からなければ、これでもいいと思うんですよね。

とにかく成績を上げて、選択できる範囲を広げる。

ここからは保護者(お母さん、お父さん)目線で、勉強しない姿を見てると何となくモヤモヤするものがあると思いますが、最終的に願書を出すのが3学期なので、その時点の成績で決めることにしようと割り切るのも1つの考え方です。

いい高校に入って、いい大学に入って・・・と、我が子に大きな期待をしてしまいますが、その通りにはいかないのが実際のところです。

他の子と同じようにとか、自分と同じようにと過干渉になるのも怖いので、「それ、頑張れ~!」と背中を押す最低限のフォローでいいと思います。

すでに社会人、大学生のお子さんがいる保護者の方もそう思いませんか。