2022年5回(10月)の北辰テストの数学、レベル別の点数と偏差値を見てみました。

だいたい毎回同じような結果になるのですが・・・。

下記のようにレベルを分類しています。

A問題:80~100%
B問題:60~80%
C問題:40~60%
D問題:20~40%
E問題:0~20%

【配点】
A問題:20点
B問題:23点
C問題:26点
D問題:12点
E問題:19点

【合計点】
A問題:20点 → 偏差値35.9
A+B問題:43点 → 偏差値48.4
A+B+C問題:69点 → 偏差値62.4
A+B+C+D問題:81点 → 偏差値68.9

つまり、数学が苦手で偏差値30台、偏差値40台前半の人は、A問題とB問題のみを完璧にすれば偏差値50近くいきます。

これは「大問1を完璧にする」と考えてもOKです。

C問題までできるようになるだけで偏差値62.4、ほぼ不動岡レベルに近くなります。

D問題またはE問題のうちの1問だけとれれば、偏差値63~64になるので、これで不動岡レベルですね。

言い方を変えれば、正答率40%以上を完璧にすれば偏差値62近く、正答率40以下を切っても偏差値62近くということになります。

安心して正答率0~20%のE問題を捨てることができるということが分かりますね。

よく「間違ったところは全部直し」と、正答率が低い、難易度が高い難しい問題まで直しをさせる人がいますが、偏差値40台、偏差値50台の人が正答率0~20%のE問題を解けるようにするのは時間の無駄だと思います。

それなら基本問題を繰り返すこと時間を費やし、完璧にした方がいいです。

また、数学が得意ですでに偏差値60台、正答率80~100%のA問題は間違えないという人は、A問題をやらずに時間を有効に使うというのも「あり」でしょう!

理科の分析はこちら
http://school.office-kumagai.com/?p=4672