「国語」について。
今まで、何度も「国語はやってないのですか?」「国語をやりたいのですが」とお問い合わせをいただいたり、体験時にお願いされたことがありました。
在塾生の方の一部で国語をやったことがあります。
国語と言っても「論理トレーニング」を使った勉強で、区切りのいいところで終了したり、英語に変更したので、ずっと継続している人はいません。
ホームページにも表示しているとおり、基本は「英語・数学」で、理科・社会をやりたい人は週3にしてくださいとお願いをしています。
国語については「ご相談」です。
では、何故国語をやらないのか?というと、自分自身が5科目の中でも国語が一番できなかったのと、こうすればできるようになるだろうという方法が漠然としているからです。
「国語が一番できなかった」と言っても、中学生レベルで「答えを導く方法」は教えることはできます
文法や古文も同様です。
ですが、読解力や国語力となると話は別で、「これをやったら読解力・国語力が伸びる」という明確な方法がはっきりしません。
となると、同じ時間を掛けるなら数学・理科・社会を上げていく方が効果的です。
「全ての科目につながるから、読解力を上げないといけない」というのは確かにそうなのですが、50m走のタイムを9秒台から8秒台、8秒台から7秒台、7秒台から6秒台に上げるのは人それぞれ限界があるように、読解力も人それぞれなのです。
「塾で国語力(読解力)は上がらない」「国語力(読解力)アップで塾に通うのは無駄」と言い切ってる人もいるくらいです。
月謝をいただいて国語をアップさせるのは、どうもしっくりこないので消極的になっていますが、それでも、サービスの1つとして、
・天声こども語(または編集手帳)の書き取り
・北辰テスト、実力テストの国語の簡単な解説と作文の添削
の2点はやっています。
多くの小学生、中学生が本を読まないので、少しでも多く活字に触れてもらうという意味で「天声こども語」の書き取りをしています。
これについては効果測定ができないのですが、実は、北辰テストの国語の偏差値は上がっている人が多いのです。
天声こども語のおかげだといいなと考えています。
北辰テスト、実力テストの作文の添削については、雑誌やWEBのライターをしていることもあり、昔「5科目の中でも国語が一番できなかった」と言っても、一定レベルの執筆や添削はできます。
国語が気になる人は、週2の英・数でも、スタディサプリが使えるので、これで理科・社会・国語を勉強してもらうことが可能です。
塾の中ではサブ教材という位置付けですが、スタディサプリはメインの教材として十分使えるツールなので、生徒さんによってはメインで使ってもらいたいくらいです。
塾として国語は積極的にはやっていませんが、実は取り組みもしているし、勉強できる環境もあるのがお分かりいただけたでしょうか。
(ネットは「読むもの」ではなく「見るもの」と考えていて、長い文章は疲れるので約1200字に)