個人的な考えです。

高校入試は「公立入試」を重視してほしいです。

一生のうちでこれだけ勉強するのは最初で最後かもしれないし、そう考えると、何か頑張った、やり遂げたというのを中学生のうちに経験してもらいたいからです。

わずか数ヶ月ですよ。

なので、単に「勉強しなくてラクだから」という理由で「私立単願で確約もらって終了」という選択は嫌いです。

もちろん、目的がある「私立単願」はとてもいいと思います。

そこにやりたいことがあったり、学校に魅力を感じて選んでいるわけでしょうから。

先日、私立の単願・併願で迷っている方から「この成績で希望の公立高校は大丈夫でしょうか?」という相談を受けたのですが、「基本的に進路指導はしない」という前提で、北辰テストの結果ベースに、C判定(努力圏)ならあきらめた方がいいですよね、というお話しをしました。

B判定(合格圏)、A判定(安全圏)の高校に下げた方がいいですし、安心です。

これに学校の内申点が絡んできますが、倍率が低ければB判定(合格圏)でも十分合格できます。

倍率が1倍以下なら、C判定(努力圏)でも合格できるわけですから。

逆に、第一志望の高校でA判定(安全圏)なら、もう1つ目標を上げるべきです。

A判定にもかかわらず、何かを不安に思って目標を下げるのは「やってはいけない選択」です。

下げた高校でやりたいことがあるなど、明確な理由があるなら別です。

目標を下げることで「もうそんなに勉強しなくても大丈夫だ」→「「自分でも気付かなないうちに勉強量が少なくなる」&「モチベーションも下がる」→「成績が下がる(正確には、勉強してる周りに追い越される)」となる可能性大です!!

気付いていないでしょうが、私立単願で確約をもらった人、目標を下げた人は、そこに余裕が生まれたことで「ゆる~く」なってます。

話しがまとまらなくなりました。

2月末の公立入試に向けてガンガン勉強するという経験をしてほしい、上げてもいい目標を逆に下げないでほしい、逃げの私立単願・確約はしないでほしいという話しでした。