「勉強方法が分からない」と言っているのですが、というご相談。

勉強の基本は「暗記」につながっていきます。

どんな内容、科目でも覚えないと先に進めない。

漢字も覚えなければ書けないし、九九を覚えなければ掛け算、割り算ができません。

学年が上がるにつれて覚える内容が難しくなったり、量が増えていくわけですが、とにかく覚えないことにはその先の問題を解くことにつながっていかない。

学力が低くて悩んでいる生徒さん、お母さんは今までを振り返ってどうだったでしょう?

覚える努力をしていたかどうか?

まあいいやで済ませていなかったかどうか?

中3の場合は北辰テスト、公立入試がありますが、公立入試の6割が1~2年の範囲と言われています。

なので中1~中2の範囲をしっかりやっておけば6割近くとれるということになります。

中2の内容が怪しい場合は中1の内容まで戻り、中1の内容が怪しい場合は小6まで戻り、しっかりやり直すことが効果的です。

ただし、1回で済ませず、何回も繰り返さないといけません。

いつも言っていますが、

問題を解く → 間違いを直す → もう一度解く → 間違いを直す

の繰り返しです。

間違わなくなったら次に進む。

今、5教科の合計点数が平均から100点以上低い(目安の偏差値40未満)生徒さんは、1年生からの復習を徹底的に繰り返してください。

塾ではその課題の管理や、何度も間違う問題を一緒にやったりして、自分で学習する力、自学力も養っていくわけですが、この塾の進め方についていけない場合は、高額な月謝を払ってマンツーマンの家庭教師をお願いするしかないと思います。