春日部高校 クマガイ塾
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1. 中学1・2年生の成績で諦めていませんか?

「中学1、2年生の時の内申点が低かったから、もう春日部高校のような進学校は無理だ・・・」そんな風に、自らの可能性に蓋をしてしまっている受験生や保護者の方は少なくありません。しかし、令和9年度(2027年度)入試に向けた春日部高校の選抜基準を読み解くと、そこには「過去の自分」に縛られている生徒たちを救い出し、鼓舞するかのような驚きの設計が隠されています。

今回発表された基準は、単なる選抜のルールではありません。それは、今この瞬間から本気で努力を始めようとする者への、学校側からの熱いエール。出遅れたランナーにこそ読んでほしい、逆転のシナリオがここにはあります。

2. 驚異の比率「1:2:4」が生む、強烈な逆転のチャンス

春日部高校(全日制)の選抜基準において、衝撃を与えたのが調査書(内申点)の配分比率です。その比率は、「中1:中2:中3 = 1:2:4」

この数字の持つ意味を深く考えてみてください。同じ学校内でも、定時制課程では「1:1:1」という全学年平等の評価が採用されています。それと比較すると、全日制がいかに「極端で、攻めた」設計であるかが浮き彫りになります。中学3年生の成績は、1年生の時の成績に対して「4倍」の数学的重みを持つのです。

教育ジャーナリストの視点で見れば、これは「中1の時の1点」と「中3の時の1点」は価値が全く異なるという宣言に他なりません。資料でも、この比率は以下のように強調されています。

強烈な逆転のチャンス

かつて思うような成績が残せなかったとしても、中3での奮起が過去を帳消しにし、評価を劇的に跳ね上げる。この救済措置ともいえる傾斜配分は、最後まで諦めずに自分を磨き続けた生徒をこそ迎え入れたいという、春日部高校の強い意志の表れなのです。

3. 当日の実力がモノを言う「第2次選抜」の厚い枠

選抜の仕組みは、さらに「実力主義」へと舵を切ります。春日部高校では募集人員の60%を「第1次選抜」で決定した後、残りの40%という大きな枠を「第2次選抜」として確保しています。
ここで注目すべきは、評価の「占有率」の変化です。
  • 第1次選抜:合計845点満点のうち、調査書は315点(約37%)
  • 第2次選抜:合計755点満点のうち、調査書は225点(約30%)
第2次選抜では、調査書の配点が第1次よりも「90点」も引き下げられます。分母が小さくなる中で内申点の重みがこれほど下がるということは、相対的に「当日の学力検査(500点満点)」の1点が持つ価値が極限まで高まることを意味します。内申点のビハインドなど、当日の答案用紙一枚でいくらでも覆せる。そんな「真の実力」を問う場が、4割もの枠で用意されているのです。

4. 進学校では珍しい「個人面接」へのこだわり

多くの進学校が効率性を求め、数人を一度に評価する「集団面接」へと流れる中、春日部高校はあえて手間と時間を要する「個人面接」にこだわり続けています。
なぜ一対一の対話にこだわるのか。それは、スコア化された成績の背後にある「人間」を、直接その目で見極めたいからに他なりません。学校側が求めているのは、与えられた問題を解くだけの受動的な生徒ではありません。対話を通じて滲み出る主体性、自らの考えを言葉にする力、そして春日部高校で学びたいという真摯な熱意。一人ひとりと向き合うこの形式こそが、受験生を単なる「受験番号」ではなく「一人の人間」として尊重しようとする、名門校の誇りを感じさせます。

5. 高難度「学校選択問題」に挑む価値

春日部高校の選抜は、共通選抜枠を設けない「特色選抜のみ」という極めて潔い体制で行われます。その試験内容は、数学と英語において難易度の高い「学校選択問題」が課されるという、非常に高いハードルです。
この選抜体制からは、「本校の教育方針に共鳴し、この高い壁を乗り越える覚悟を持った生徒だけを求める」という、学校側の妥協なき姿勢が伝わってきます。基礎を土台とした高度な思考力、応用力が問われるこの試験に挑むこと自体が、春日部高校が求める「挑戦心」の証明となるのです。

6. 最後まで伸びる生徒を、春日部高校は見逃さない

令和9年度の春日部高校入試が私たちに突きつけたのは、「過去の事実は変えられないが、未来の評価は今から変えられる」という力強いメッセージです。
  1. 「1:2:4」の比率で、中3での爆発的な成長を最大評価する。
  2. 第2次選抜という広大な実力主義の枠で、当日の逆転を可能にする。
  3. 個人面接と高難度の試験を通じ、覚悟と人間性を真摯に見定める。
これらの基準は、すべて「未来を向いている生徒」のためにあります。
受験生の皆さん、中学1年生の時の通知表を見てため息をつくのはもう終わりです。春日部高校は、過去の成績に縛られる生徒ではなく、今この瞬間からの努力で自分自身をアップデートしようとする者の情熱を、決して見逃しません。
過去を振り返る時間はもうありません。今、この瞬間からの努力で未来を変える準備はできていますか?