
北辰テストの第2回(平成27年から2025年)の物理を分析しました。
1. 電流とそのはたらき(オームの法則・電力・熱量)
物理分野の中で最も頻出するテーマの一つです。
- オームの法則と回路: 直列・並列回路における電圧、電流、抵抗の計算が欠かせません。グラフから抵抗値を読み取る問題も定番です。
- 電力と熱量: 電熱線を用いた実験で、電力 () や発熱量・電力量 () を計算させる問題が非常に高い頻度で出題されています。
- 水の上昇温度: 発生した熱量と水の上昇温度が比例する関係を用いた計算も頻出ポイントです。
2. 光の性質(反射・屈折・凸レンズ)
光の進み方に関する作図や特徴を問う問題が繰り返し登場します。
- 屈折と全反射: 光が水やガラスから空気中へ進む際の屈折や、境界線ですべて反射する全反射の現象がよく問われます。
- 凸レンズの像: 物体の位置によって「実像」や「虚像」がどのようにできるか、焦点距離との関係を問う大問が定期的に出題されます。
- 鏡の反射: 鏡に映る像の見え方や、全身を映すために必要な鏡の長さを計算させる問題も定番です。
3. 音の性質
音の大きさや高さの仕組み、伝わる速さに関する問題です。
- 音の3要素: オシロスコープの波形を見て、振幅(音の大きさ)や振動数(音の高さ)を判断させる問題が頻出です。
- 音の速さ: 花火の光が見えてから音が聞こえるまでの時間などから、音の速さや距離を計算させる問題が繰り返し見られます。
4. 力のはたらき(フックの法則・圧力・浮力)
- フックの法則: ばねののびが引く力に比例することを利用した計算やグラフの作成が頻出です。
- 圧力: 面積あたりの力の大きさを求める圧力 () の計算が、直方体のレンガなどを用いて出題されます。
- 浮力: 水中にある物体が受ける上向きの力(浮力)の仕組みや、物体の体積との関係を問う問題が定番です。
5. 磁界と電流
- 電流が作る磁界: コイルのまわりにできる磁界の向きを方位磁針で判定させる問題が頻出です。
- 電磁誘導: コイル付近で磁石を動かすことで電流が発生する現象や、誘導電流の向きを問う問題が繰り返し出題されています。
6. 静電気と電子
- 真空放電: クルックス管内の電子の流れ(陰極線)の性質や、電極による曲がり方が問われます。
- 静電気: 異なる物質をこすり合わせたときに生じる静電気の性質も時折見られます。