
北辰テストの第2回(平成27年から2025年)の地学を分析しました。
1. 火山と火成岩
- 火成岩の組織と名称: 斑状組織(火山岩)と等粒状組織(深成岩)のスケッチや、マグマが冷え固まる場所(地表付近か地下深くか)による違いが頻繁に問われます。
- マグマの性質と火山の形: マグマの粘り気と火山の形(ドーム状、傾斜がゆるやかなど)、および噴火の様子(激しいか、おだやかか)や岩石の色(白っぽいか、黒っぽいか)の関係が繰り返し出題されています。
- 堆積岩と地層: 凝灰岩(火山灰が堆積したもの)などの岩石の判定や、しゅう曲・断層といった地層のずれ、風化のしくみについても問われることがあります。
2. 地震
- P波・S波と初期微動継続時間: 震源からの距離とP波・S波の到達時刻から、初期微動継続時間を求めたり、地震の発生時刻や震源からの距離を計算させたりする問題がほぼ毎回のように出題されています。
- 震度とマグニチュード: 地震のゆれの大きさを表す「震度」(0〜7の10段階)と、地震の規模を表す「マグニチュード(M)」の意味の違いを問う問題が定番です。
- プレートと地震のしくみ: 日本付近にある4枚のプレートの名称(太平洋、フィリピン海、北アメリカ、ユーラシアプレート)や、海洋プレートが大陸プレートの下に沈み込むことで地震が起こるメカニズムが繰り返し取り上げられます。
3. 天気とその変化
- 湿度と露点の計算: 金属製のコップに氷水を入れて水滴がつき始める温度(露点)を測る実験や、飽和水蒸気量の表を用いて湿度を計算させる問題が非常に多いです。
- 雲のでき方: 上昇気流による空気の膨張、温度低下、凝結という一連のプロセスや、フラスコを用いたモデル実験が頻出です。
- 前線と天気の変化: 寒冷前線と温暖前線の断面図、通過前後の気温や風向の変化、発生する雲の種類(積乱雲や乱層雲)を判定させる問題がよく見られます。
- 季節ごとの天気と風: 西高東低の冬型の気圧配置、移動性高気圧による春・秋の天気、梅雨前線、および海陸風や季節風が吹くしくみ(陸と海のあたためられやすさの違い)が繰り返し問われています。
- 天気図記号: 快晴、晴れ、くもりといった天気記号や、風向・風力を記号から読み取る知識が問われます。