東部地区学力検査 物理
東部地区学力検査 物理

令和3年から令和7年の東部地区学力検査第1回の物理(理科)を分析しました。

6月の北辰テスト向けにも参考になると思います。

1. 音の性質
音に関する問題は、大問として、あるいは小問集合の中で非常に出題頻度が高いテーマです。
  • 音の発生と振動: 音を発生している物体(音源)が振動していることや、その振動が伝わる仕組みが問われます
  • 波形の読み取り(振幅と振動数): コンピュータに表示された音の波形から、音の大きさが振幅に、音の高さが振動数に関係していることを判断させる問題が頻出です
  • モノコードの実験: 弦をはじく強さや、弦の太さ・長さを変えたときの音の変化(高さ・大きさ)を、波形の変化と結びつけて答えさせる問題が定着しています
  • 音の速さと距離の計算: 雷の光が見えてから音が聞こえるまでの時間などから、音の速さ(約340m/s)を用いて距離を計算する問題も出題されています
2. 電流と磁界
電気と磁気に関する内容は、計算や図を用いた法則の理解が求められます。
  • 電力の計算: 電圧と電流の値から、電熱線が消費した**電力(W = V × A)**を求める計算問題が繰り返し出題されています
  • 磁界と磁力線: 磁石のまわりにできる磁界の様子や、それを表す線(磁力線)の名称、方位磁針が指す向きを問う問題が頻出です
  • 電流が磁界から受ける力: 磁界の中で電流を流したときにコイルが動く向き(フレミングの左手の法則に関連)や、動く大きさを変える条件(抵抗器の抵抗値や電圧の変化)が詳しく問われます
  • 回路と測定器具: 電流計・電圧計の正しいつなぎ方や、回路を流れる電流の向きを確認する基礎的な内容も見られます
3. 力の性質とばね
物体にはたらく力の基本法則や、実験データの分析が重視されています。
  • ばねののびと力(フックの法則): ばねに加える力の大きさとばねののびが比例する性質(フックの法則)に基づき、グラフから未知の物体の質量やばねののびを算出させる問題が定番です
  • 力のつり合い: 物体にはたらく重力と、それと一直線上でつり合っている力(垂直抗力など)を矢印で書き入れる問題や、その関係性が問われます
4. 光の性質
  • 反射の法則: 鏡に光を当てた際の入射角と反射角が等しくなる法則に基づいた角度の計算や、鏡に映る像の性質が問われます
  • 凸レンズによる像: レンズを通してスクリーンに映る像(実像)の性質(向き、大きさ)や、像がはっきり映る位置から焦点距離を求めさせる実験問題が出題されています
これらの分野では、実験の手順や結果をまとめた図、グラフ、表を正確に分析し、学んだ法則を実際の現象に適用して考える形式が共通しています。