東部地区学力検査の第1回で出題されている証明問題をピックアップ。
令和3年から令和7年の5回分全て三角形の合同の証明になります。
【令和3年】 長方形ABCDの対角線BDの中点をEとし、直線FEと辺BCの交点をGとする。このとき、 であることを証明しなさい。
【解答・解説】 と において、
- 点Eは対角線BDの中点なので、 ……①
- 対頂角は等しいので、 ……②
- より、平行線の錯角は等しいので、 ……③
- ①、②、③より、1組の辺とその両端の角がそれぞれ等しいので、 である。
【令和4年問題】 半径の異なる2つの円Oと円Pが2点A、Bで交わっているとき、 であることを証明しなさい。
【解説(推論)】 と において、
- 円Oの半径は等しいので、
- 円Pの半径は等しいので、
- 辺 は共通
- よって、3組の辺がそれぞれ等しいので、 である。
【令和5年】 正方形ABCDを点Aを中心に回転移動させた正方形AEFGにおいて、辺CDと辺EFの交点をHとする。このとき、 であることを証明しなさい。
【解説(推論)】 と において、
- 正方形の1辺なので、
- 辺 は共通
- 正方形の角なので、
- よって、直角三角形の斜辺と他の1辺がそれぞれ等しいので、 である。
【令和6年】 正三角形ABCと正三角形DBEがある。点Fは線分BAの延長線と線分ECの延長線の交点、点Gは線分ADと線分EFの交点である。このとき、 であることを証明しなさい。
【解説(推論)】 と において、
- 正三角形ABCの辺なので、
- 正三角形DBEの辺なので、
- よって、
- 2組の辺とその間の角がそれぞれ等しいので、 である。
【令和7年】 の で、 の二等分線と辺ACとの交点をDとする。頂点Aから線分BDに垂線をひき、線分BD、辺BCとの交点をそれぞれE、Fとする。このとき、 であることを証明しなさい。
【解説(推論)】 と において、
- 線分 は共通
- は の二等分線なので、
- なので、
- よって、1組の辺とその両端の角がそれぞれ等しいので、 であるす。
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これらの証明問題は、三角形の合同条件(3組の辺、2組の辺とその間の角、1組の辺とその両端の角)のいずれかに当てはめる構成となっています。特に、「共通な辺」「平行線の錯角」「対頂角」などの基本的な図形の性質を根拠として利用する形式が繰り返し出題されています。